金曜日夜7時半からのスタジオクラスは、16、30日(ご予約制、空きあります!)
不定期開催の日曜日朝11時からの90分スタジオクラスは、18日(仏滅)、25日(大安)に開催いたします。こちらもご予約制、まだまだ空いてます。
(今月のコラム↓)
季節の変わり目は体調を崩しやすい、心がザワザワしやすい、と、よく聞きますが、ヨガの練習を続けていると身をもってそれを感じます。今年は特に!!
あれ、こんなに硬かったっけ?余計な力が色々なところに入ってない?あ、今違う事考えてた!
常に心がその場にいないような、、何にも集中できてないのにいろんな事が気になってしまう。挙げ句の果てには結局全部が中途半端だ!と、自暴自棄になって、スッキリ、シンプルに練習に向かう事を難しいと感じてしまう。
それは、当たり前にある、ずっとあり続ける、と思っていた事がそうではない方向に動きはじめてしまった!という経験が影響しているような気がしています。夏の終わりのなんとなくのさみしさも、当たり前だった暑さがなくなってしまうから、起こるのかな。。。
最近の私はまさにそんな感じで、自己練習へのタパス(情熱)も、夏の終わりのような下降をたどっていました。
大得意と思っていたバランスポーズがある日突然全くできなくなって、昨日までできてたはずなのになんで?という、焦りにすっかり飲み込まれ、土台も何もめちゃくちゃなまま勢いだけで取り戻そうとして無茶をして怪我してしまうような、、。
仏陀は立ち止まることもあがくこともせずに激流を渡りました、と、何年も前にヨガ学校の先生が教えてくれたその言葉を、最近はよく思い出していました。流れに身を任せ、あるがままに進むべきと。
コロナ渦になってそんな経験をした方、私だけではないのでは?と勝手にお仲間の存在を思い浮かべています。
私にとっての夏の終わりのようなさみしさは、何年もお世話になり、これからもずっとそこで練習を続けるつもりでいた大好きだったスタジオがクローズしてしまう事でした。
決定を聞いた時、あー、あの時!とドラマの伏線のように、色々な思い出が駆け巡りました。
スタジオがなくなったら困るから、通い続けて貢献しなくちゃ、と、励ましあっていた練習仲間。
みなさんが通ってくれる限りヨガを教えられるし、その事に感謝と仰っていた先生方。
終わる為の準備で毎日とても忙しくしているのに、質問や要望に丁寧に答えてくれる運営スタッフ。
さみしいと思っているのはもちろんみんな一緒!
でも、捉え方、組み込み方の仏陀指数の高さに感動してしまうのでした。
吉祥寺のシゼンヨガスタジオは、私の練習場であり、ステキな練習仲間たちとの出会いの場であり、どの先生のクラスもしっかり効いて楽しいし、素晴らしいワークショップの数々や、細やかな優しいスタッフさんの配慮、スタジオ経営者としては憧れのスタジオでした。お手本にして、マネをした事がたくさん!
終わりが見えている今でも、先生方、スタッフの方、練習仲間のあるがままを受け入れている凛とした佇まいは、本当に仏陀のようで。まだまだ見習わなくちゃいけない事はたくさんで、、、。
新しい流れは今よりもっと良いものかもしれないし、楽しんで良いものにしていこうー!!と、目をキラキラとさせている人達ばかり。
tula yoga は、私一人で気ままに始めて、たくさんの仲間に手伝ってもらいながらも、シゼンスタジオの半分(8年)にやっとなったばかりです。通ってくださってるみなさん、関わってくださっているみなさんのおかげで、川の流れは激しくなってはいないけれども、これから先、どんな流れに変わったとしても、仏陀のようなシンプルな面持ちでその流れをみんなで目をキラキラさせていけたら良いな、、と、思っています。
K先生が、えりなさんのスタジオの生徒さん、熱意がシゼンの生徒さんに似てるわね!と、こないだ言ってくれたのです。
私は、それが最近とてもとても嬉しかったこと。
このスタジオで一緒に仏陀指数を高めていけるような練習を、私はまだまだみなさんとしたいと思っています。いつもありがとうございます。そしてこれからもよろしくお願いします。
